2019年3月11日 (月)

無理をさせてはいけない

 病的なまでにネットやゲームにハマる子供たちに共通している特徴、それは、進学校で落ちこぼれたという点と、スポーツ(部活動)をやっていないという点です(あるいはやっていても大して厳しくない部)。勉強しかしてこなかった子供が、進学校に入って「勉強が得意」という唯一のアイデンティティを失ってしまったときの脆さ。秋葉原連続殺傷事件の犯人もその典型ですね。スポーツをさせるとそれが精神安定剤になるので、絶対にさせた方がいいですよ。

 あるいは途中まで成績はすごく良かったのに、急に病的にゲームやネットにハマり、成績が急降下する子供もいます。これは私立に多いようです。なぜそんなことになるのか?それはたいてい、子供が自分の意志に関係なく中学受験勉強をさせられたから。遊びを全く知らないまま受験勉強だけを無理やりさせられた子供が一度、遊びの世界を知ってしまうと、それが強烈な体験となり、それから離れられなくなってしまいます。大王製紙の元会長の井川意高さんがカジノにハマったのとまったく同じです。子供が小学生の間であれば親が力で言うことをきかせることもできたでしょうが、中学生以上になると子供の腕力の方が強くなるため、親が言うことをきかせるのは難しいでしょう。なお、ゲームやネットにハマるのは主に男子ですが、女子の場合、それ以上に破滅的行動に走るケースもあります。

 人間、無理をさせると必ずそのしわ寄せが来ます。有名大学に行けないとか、そんな次元の低い話ではありません。鬱、自殺、犯罪行為、人としての生きる力そのものを失わせてしまいます。無理のない範囲で、自分に合ったレベルで、楽しみながら努力するのが一番良い結果につながると思います。高い目標を定めて(あるいは勝手に定められて)レベルの合っていないカリキュラムで無理した結果、潰れてしまったら元も子もありません。

2019年3月 4日 (月)

やらせてみないとわからない

 全く勉強しない子供に対して、親が「あんた、将来どうやって食べていくのよ!」と質問すると、「ウメハラみたいなプロのゲーマーになりたい」あるいは「youtuberになりたい」と答える子供。それに対して親が「それで食べていけるのなんてほんの一握りだけなのよ!いい加減目を覚まして、勉強しなさい!」と言ったところで、子供が勉強することはないでしょう。「なれるのは一握り」なんて、実際にやってもいないうちに言われても実感が湧かないからです。そういう子供には、実際にやらせてみればよいのです。プロのゲーマーになりたいのであれば大会に出てみればいいですし、youtuberになりたいのであれば実際に動画撮ってアップしてみればよいのです。それで実際に大会で良い結果を残せたり動画で大金稼げたりできれば、その子供にはその才能があるので、そのまま突き進めばよいでしょう。大会ですぐに負けてプロのレベルの高さを痛感したり、動画の視聴回数が全く伸びなかったりすれば、諦めて別の選択肢を考えるかもしれませんし、あるいはその道でもっと努力や工夫をするかもしれません。大事なのは本人が納得することです。納得するには、実際にやってみるしかありません。やってもいないうちから「なれるのは一握り」だとか論外です。

 「将来は声優になりたい!」という夢を持つ子供に対して「なれるのは一握り」「そんなことより、堅実な仕事を選びなさい」と言う親。今時、堅実な仕事なんてあります?私の学生時代は医者と弁護士が花形職業でしたが、司法制度改革によって弁護士の数が大量に増加した結果、年収200万円以下の弁護士が急増しました。AIによって将来的には士業はことごとくなくなるという予想も出ていますね。医者も将来はわかりませんよ。AIによって医療技術が急激に発達した結果、医者も不要になるという時代が来るかもしれません。将来のことなんて誰にも分らないのです。「堅実な仕事」なんてありません。「本当は声優になりたかったのに…」そういう思いを抱えたまま残りの長い人生を過ごすのって、結構きついと思います。子供が声優になりたいのであれば、試しにオーディションだけでも受けさせてみればよいのです。それで本人が納得できるはず。「なれるのは一握り」これ、禁句です。「あんたの気が済むまで、思う存分やってみなさい!」こういう親、最高にカッコいいですね。

2019年3月 1日 (金)

マルチタスクは良くないらしい

 私が高校生の頃のある日、生物の授業中でしたが、ノートをとらずに教師の話を聞いていると、突然教師から「なんでお前、ノートとらへんねん!」とキレられました。「いや、聞くことに集中してて…」と答えたところ、後で職員室に呼び出されて「話聞きながらノートに書くから覚えられるんやろが!違うんかい!!」とキレられまくりました。「いや、聖徳太子じゃないんだから、同時にいくつものことやるなんて無理ですよ」などと答えようものなら余計にキレられそうだったので、「すいません、次からちゃんとノートとります」と答えて、何とか生物教師の怒りを鎮めました。次の授業からノートをとるようにしましたが、ただでさえ分かりにくかった授業に加え、ノートをとるという余分な作業まで加わったため、授業に全くついていけなくなってしまいました。

 大学に入って驚いたことの一つが、授業前に大学側が「レジュメ」を学生に配布してくれることでした。「レジュメ」とは、板書内容があらかじめ記述されてあるプリントのことです。レジュメがあると学生としてはただ聞くことだけに集中できるので、とても楽でした。私立(中・高)でも、教師によりけりのようですが、あらかじめレジュメっぽいものを配ってくれるところもありますね。最近の研究ではマルチタスクは良くないということも判明しているそうです。なんであの生物教師は脳科学の専門家でもないのにああ断言できたのか、未だに不思議ですね。勿論、人によっては話を聞きながらノートを取る方が覚えやすいという人もいることでしょう。別にそういう人の勉強方法を否定するつもりは毛頭ありません。ただ、少なくとも私のような凡人には、こういうマルチタスクは無理でしたね。そもそも"note"って「メモ」って意味なんですね。「メモ」とは「忘れないように要点を書きとどめておくこと」なんだそう。メモをとるのもとらないのも個人の自由だと思うのですが。

 どういう勉強方法が合うかは人それぞれです。他人に命じられたからって、それに従う必要はありません。他人に命じられてその通りにした結果、余計に酷くなったら、腹立ちますよ。しかも命じた本人は責任とらないし。他人のやり方に参考になりそうなところがあれば色々試してみて、それで自分なりの勉強スタイルを確立していけばよいでしょう。

2019年2月24日 (日)

『優雅な肉体が最高の復讐である』武田真治

 最近、NHKの『みんなで筋肉体操』で再ブレイクを果たしている感のある武田真治さん。私が高校生くらいの頃、キムタクといしだ壱成さんと武田さんが「新御三家」などと呼ばれ、絶大な人気を誇っていた記憶があります。当時の武田さんはフェミ男の代表格みたいなルックスで気難しそうな印象でしたが、今ではすっかりマッチョになられた。そんな武田さんの自伝『優雅な肉体が最高の復讐である』が結構面白いです。人気絶頂期からの(傲慢さによる)転落と復活までのことがリアルに書かれています。この本を読むと、特に我々世代は、「俺も頑張ろう!」という気になれるかも。

 以下、内容を抜粋すると、①「肉体は名刺になる」去年までデブだった私が偉そうに言えた義理ではありませんが、体が締まっていると、それだけで信用がありますよね。体が締まっているということは、自分に手を抜いていないということ。②「トレーニングは精神安定剤にもなり得る」これ、わかりますねー。私はダラダラ一日何もしなかったときは、とりあえず走るようにしています。走ると、気分がスカッとして、何かやったような気がします。これ、結構大事なんですよね。いろんな人を見てきましたが、精神的に病んでいる人ほど運動していないですね。特に病的にゲームやネットにハマる子供たち。5分でもいいから、とりあえず運動してみましょう。

 人間は「やれ!」だと動きません。しかし、実際にこういう成功した人を見ると、「よし、俺も!」という気分になります。すっかり全国区になってしまったローランド様の苦労話なんかも、若い人には結構いい刺激になるかも。

2019年1月 5日 (土)

不平等を受け入れましょう

 「友達はゲームやネットばかりやっているけど成績はいい!なんで俺だけやったらあかんのや!」それはその友達が、ゲームやネットをしていても結果を出せる人なんです。あなたは結果を出せない人なんです。成績上げたきゃ、ゲームやネットは控えましょう。嫌なら、諦めなさい。

 「友達は一回やっただけで解けるんですよ!なんで俺は一回で解けるようにならないんですか!」それはその友達が、一回やっただけで解ける人なんです。あなたは解けない人なんです。成績上げたきゃ、解けるようになるまで何回もやり直しましょう。嫌なら、諦めなさい。

 さすがに中学生以上になったのであれば、いい加減「人間は不平等だ」ということは理解して欲しいものです。才能の差、環境の差、経験の差、それらに対して愚痴っても仕方ありません。才能がないのなら、他人の何倍も努力するしかないじゃないですか。嫌なら、諦めなさい。

 来週の金曜ロードショーでまた『耳をすませば』を放送するらしいです。ヒロインは、普通のルックスの熱血野球少年の愛の告白は受け入れませんが、イケメンで成績優秀で育ちも良くて大きな夢をもっているストーカー男の愛の告白はあっさり受け入れてしまいます。人間は不平等なのです。不平等に対して愚痴って生きていくか、不平等を受け入れて前に進むか、その人がどういう人生を歩むかは子供の段階で決まります。他人は関係ない、自分のことに集中して、少しずつでも前に進んでいくしかないのではないでしょうか。

2019年1月 2日 (水)

進学校で落ちこぼれが生まれる理由

 勉強でもスポーツでも、いわゆる名門校があります。スポーツの名門校には、そのスポーツでの各地方のエース級の子供たちが集まってきます。そのエース級の子供たちの中でもレギュラーになれるのはごく一部、毎日死ぬほど練習しても補欠にすら入れない子供が多々います。ただ、そういう補欠にすら入れなかった子供が普通の学校に転入したとしたら、その学校では即エースになれるでしょう。それは、その子供が名門校で死ぬほど練習してきたからです。

 勉強の名門校でも、各学校の賢い子供たちが集まってきます。その賢い子供たちの中でも上位層に入れるのはごく一部です。ただ、上位層に入れなかった子供が普通の学校に転入しても、中間層は微妙ですが、下位層はそこでも下位層になるでしょう(経験上、進学校の下位層の学力のヤバさを散々目にしてきました)。それは、その子供が全く勉強(練習)してこなかったからです。

 こう言うと、「子供達は学校でちゃんと授業を受けているじゃないか?授業を受けることがスポーツでいうところの練習じゃないか?」と思われるかも知れませんが、ここ、大多数の方が誤解されていますが、授業というのはあくまで「練習のやり方」を教えているだけです(そして教師の教え方が上手いと、子供は練習しやすくなります)。やり方だけ教わっても、練習しないと学力が上がることはあり得ません。そして勉強における練習とは「宿題」です。基本的に、成績が悪いのは練習していない、つまり宿題をしていないからです(ちゃんと宿題をしているのに成績が悪い子供、そういう子供は復習量が足りません)。

 成績の悪い子供の親御さんはたいてい、とりあえず子供を塾に行かせますが、少し考えて欲しい。学校の授業がさっぱりわからない子供や、学校よりも高いレベルのことを学びたい子供は塾に行った方がいいと思います。対して、学校の授業内容は理解しているけど家で宿題していないだけの子供、そういう子供は塾で授業を受けても意味がありません。「やり方」教わった後に「やり方」教わっても全く意味がありません。こういう子供は学校の図書館や自習室などで勉強させるのが一番良いです。スポーツの場合は仲間と一緒に練習をするから頑張れますが、勉強の場合は基本的に家で一人でしなければなりません(勉強がスポーツより大変なところはここです)。そして家は基本的にリラックスする場所なので、本来勉強するには向いていません。

 経験上、宿題をしてこない子供を教える場合、やむを得ず一緒に宿題をしていくことになりますが、これだと宿題を消化するのに時間を使い切ってしまい、復習に時間を割けません。宿題が最初から全然わからない子供、宿題をできるのにしてこない子供、こういう子供は、コスパで考えたら、家庭教師よりも個別指導の方がいいと思います(他の家庭教師の方々のことは全く存じ上げませんが、少なくとも私が教えるには向いていないと思います)。私としては、子供には宿題のうち自力で解けるところだけ解いてきてもらい、授業では子供の分からなかったところ、間違えたところ、解くのがしんどいところだけ集中的にやっていき、類題を解かせて復習をして固めていきたいと思っております。

2018年12月26日 (水)

できることだけ、やりましょう

 「凡人にしかできないことがあるんだ。それ、つらぬこうと思う。」漫画『弱虫ペダル』の「凡人」手嶋純太の言葉です。人間にはそれぞれ「できること」と「できないこと」があります。「できないこと」を無理にしようとしても気持ちがついてこれません。「できないこと」を無理にしようとすると心をすり減らし、結果、「できること」すらしなくなってしまいます。そうなってしまうくらいなら、「できること」だけを積み重ねていきましょう。「できること」を積み重ねていけば、少しずつ「できなかっ」たことができるようになってきます。

 「できないこと」はできなくても、「できること」はできるはず。結果を出していない人はたいてい、「できること」すらしていません。「できること」すらしないから、いつまでたっても入り口に立つことができません。ある程度高いレベルになってくると、「できること」だけやっても結果が出せないのは事実です。だからといって、「できること」をしなくていいということにはならないはず。「できること」だけでもやっていないと、いつの間にか「できること」すらできなくなってしまいます。別にそのままでいい人は、そのまま一生そうしていてください。自分を変えたい人、現状を何とか打開したい人、そういう人は、まずは「できること」だけやりましょう。その積み重ねの先にだけ、未来があります。

2018年11月 5日 (月)

どうしても勉強させたいなら

 「この子、全くやる気がないんです!なんとかしてください!」「この子、家で全く勉強しないんです!なんとかしてください!」現在はこういうご家庭からの依頼は全てお断りしております。やはり最低限、子供本人のやる気は必要です(やる気とは願望ではなく、やるべきことをやる覚悟のことです)。「自分を変えたい!」「なんとかしたい!」「成績を上げたい!」「~校に受かりたい!」少なくとも子供自身にそういう気持ちがなければ、お力にはなれません。仮に「私、この子をプロ野球選手にしたいんですけど、この子、全くやる気がないんです!全然(野球の)練習しないんです!なんとかしてください!」と言う親がいたら、大多数の人は「あんた、何言ってんだ?」と思うことでしょう。この場合、「子供をプロ野球選手にしたい」と言うのは親の欲であり、子供に「それに従え」というのは親のエゴです。ところが、勉強に関しては、この変な主張がまかり通っています。その前提には、子供に「(学校の)勉強は必要だ」ということが正しいものと信じて疑われていないからでしょうが、それって本当に正しいのか?

 そもそも世の中に正しいものなんてありません。人は「自分は正しいと思う」としか言えないはずであって、「自分は正しい」と言い切ってしまう奴は、かなりヤバい奴です(そういう奴とはなるべく関わらないようにしましょう)。もっとも、人それぞれが「自分は正しい」と言い始めたら世の中がまとまらないため、「正しいとされていること」によって(その典型が法です)、それぞれが妥協することで社会が成立しているわけです。親にとっては子供が勉強することが正しいことなのかもしれませんが、子供にとってそれが正しいとは限りません。大切なのは子供がそれに納得することです。親が「勉強は必要だ」と思うのであれば、親自身が自分の言葉で「私は勉強は必要だと思う」ということを子供に伝えるか、あるいは子供に「勉強は必要だ」ということを認識させるように誘導することです。少なくとも、親が念仏みたいにただただ「勉強しろ!」「勉強しろ!」と唱えたところで、何の説得力もないどころか、子供はその念仏をウザがって余計に勉強しなくなるだけです。そもそも、親に「勉強しろ!」って言われて「はい!わかりました!」と素直に勉強する子供って、いるのか?

 勉強する、しないは子供の自由です(ただ、勉強しないことで受ける不利益は認識しておいた方がいいとは思います。後になって社会を逆恨みされちゃたまらん)。それでもどうしても、「勉強をしたくない」という子供に勉強をさせたいのであれば、以下、具体的な方法として、

①子供に給料を払って勉強をさせる…子供が勉強したら「1時間につき~円あげる」ようにしておくことです。これ言うと「不道徳だ!」みたいなことを言われるのですが、子供に「意に反する苦役」を行わせるのですから、それに見合う対価を支払いのはむしろ当然でしょう。実際、多くの労働者は給料と引き換えにやりたくもない仕事をしているわけですから。

②泣く…これは主に、母親が息子に対してとれる手段です。これ確か、福山雅治さんがラジオで語っていたエピソードだったと思います。福山さんは高校時代、学校に行かず毎日布団の中でゴロゴロ寝転がってダラダラ過ごしていたそうです。そんな毎日が続いていたある日、そっと母親が福山さんの部屋にやってきて、無言で枕元に正座して、ただ涙をポロっと流したそうです。福山さんはそれを見て、大慌てで学校に行ったそうです。なんとなく、その気持ち、わかります。なんだかんだで、男は母親が大好きです。その母親の涙を見ることほど、辛いものはありません。男は母親の涙を見て、「ああ、俺のこと、本気で心配てくれているんだな」と痛感することでしょう。少なくとも、「母親を悲しませるようなことは控えよう」と思うはずです。お母様方は、嘘泣きでもいいので、試してみる価値はあるのではないでしょうか?お母様が美人であれば、「ママ、~君が勉強してテストでいい点とってくれたら、とっても嬉しいな♡」と言って息子をのせるのもいいでしょう。

③ぶん殴る…決してお勧めはできませんが、一つの手段として、子供が勉強していなかったら、父親が子供をぶん殴る。恐怖で子供を支配して、勉強させる。どうしても子供を勉強させたいのであれば、手段としてはアリかも知れません。その結果、子供が家出したり自殺したりするかもしれませんし、子供が一生トラウマを引きずって生きていくかもしれませんし、親子関係が修復不能なまでに壊れるかもしれませんし、あるいは親がプッツン来た子供にナイフで刺されるかもしれませんが、そこは自己責任でお願いします。堀江貴文さんと井川意高の共著『東大から刑務所へ』という本があります(結構面白いので、お勧めです)。井川さんは元・大王製紙の社長で、カジノで会社の金約100億円を使い込み、背任で実刑判決を受けたことで有名です。この本によると、井川さんは中1の頃、父親からマンツーマンで英語を教えられていたそうなのですが、井川さんが少しでも問題を間違えると、学歴コンプレックスの強い父親から(一浪して慶応)グーでぶん殴られていたそうです。ある時は激高した父親にゴルフクラブで殴られそうになり、母親の必死の制止で事なきを得たそうです。ただ、その結果、英語の成績が上昇し、現役で東大文1に受かったそうです。勉強という分野では成功したのかもしれませんが、勉強漬けの反動からか(ほとんど遊んだ記憶がないそう)、その後井川さんがカジノにハマって会社の金を横領し、結果、責任を取らされる形で井川一族が会社から追い出されたことを考えると、失うものの方が大きかったと言えるでしょう。

④監禁する…子供がゲームやネットばかりしているような状態であれば、何もない部屋に子供を監禁して勉強道具だけ与えておけば良いでしょう。勉強以外にやることがなければ、消去法で勉強するか筋トレするか、あるいはこれまでの自分を顧みるいいきっかけになるかもしれません。

2018年10月19日 (金)

超不安です

 ここ1ヶ月ほど、不安な日々を過ごしております。仕事に関することではありません。1ヶ月ほど前から、自分の中にある「欲」が出てきて、それを満たすためには自分のスペックが低すぎるということを痛感し、自己嫌悪に陥っております。そもそも、その「欲」を満たすために自分がやろうとしていることが正しいのかどうかさえも分かりません。超不安です。ただ、この感じ、嫌いじゃない。欲がなければ動き出さなかったのも事実。不安が努力するための活力になっているのも事実。他人との関係性の中でしか見つけられないこともあれば、自分の心の底を覗き込まなければわからないこともあります。前者は楽ですが、後者は結構しんどいです。ただ、そのしんどいことに向き合うことが「生きる」ということなのかもしれません。流れにまかせて思考しないのは、死んでいないだけで、生きているとは言えません。ちょっと自分、生きていませんでした。

 そんな私が偉そうに言えた義理ではありませんが、もし将来の夢や目標が見つからないという人がいたら、とにかくいろんな人に会っていろんな話を聞くのが良いと思います。それが何かのきっかけになるかもしれません。人間は、特に若いうちは、自分と同レベルの人間とつるみたがります。そこが居心地がいいから。ただ、そのせいで世界を狭めてしまうのは非常にもったいないです。

2018年10月 8日 (月)

『マネー・ワールド ~資本主義の未来~ 第2集 仕事がなくなる!?』NHK

 昨日見たNHKの『マネー・ワールド ~資本主義の未来~  第2集 仕事がなくなる!?』がとても面白かったです。番組内容は、AIによってホワイトカラーがどんどんなくなっていく状況で、これからの仕事や社会の在り方を考えるというもの。ゲストの孫正義さんの「気の持ちよう。チャンス到来と思えるかどうか。」という言葉。全くその通りですね。それに対して同じくゲストの新井紀子さんが「資本主義に依存している資本家がそれを言うのは無責任」と批判されていましたが、この感覚、ちょっとわからないですね。組織に依存していると、そういう思考になるのかも。今週の木曜日の深夜に第1集とともに再放送されるので、将来の進路について悩んでいる中学生や高校生は見ておいた方がいいです。

 「またNHKかよ」という感じですが、実際、NHKしか良質な番組が作れないからしょうがない。現在、民放で見ている番組は、引き続き『BANANA FISH』、新しく始まった『ジョジョ』の第5部、そしてあと残り数話しかありませんが、サンテレビで昼に放送されている『私はチャン・ボリ』という韓国ドラマです。母が毎日食い入るようにチャン・ボリを見ていて、その影響で私もいつの間にかはまってしまいました。このドラマの何が凄いかって、登場人物の一人にミンジョンという悪女がいて、このミンジョンが主人公のボリをイジメまくるのですが、このミンジョンの演技力が半端なく凄いんです。はっきり言って、完全に主人公を喰ってしまっています。もうこのミンジョンのぶっ飛んだ演技を見るのが楽しみで楽しみで。で、このミンジョン役の人、このドラマでの演技が評価されて、MBC演技大賞の大賞を受賞したそうです(ドラマのアカデミー賞みたいなもん)。10年後、20年後、このドラマの役者のうち、第一線で活躍し続けているのはおそらくこのミンジョンだけでしょう。ミンジョンくらい演技力が凄ければ、AIに仕事を奪われることはありません。

 昔であれば、とりあえず有名大学に進んでおけば、将来はある程度保障されていましたが、現在ではその図式が完全に崩壊してしまいました。現在の高校生は「とりあえず、有名大学に行っとけ」という選択をしてしまうと、将来後悔をする可能性大です。おそらく私と同世代で、高学歴で大企業に入った人達の中にも、いつ自分の会社が潰れるかもしれず、いつ自分がリストラされるか分からない状況で、「もっと将来のことをちゃんと考えて大学や学部を選んでおけばよかった」と後悔している人がいるかもしれません。学力を上げるよりも、将来どういう方向に進むのかをどれだけ早い段階でどれだけ具体的に意識できるかの方がよっぽど重要になってきます。こればっかりは子供が自分で模索するしかありません。そして親はなるべく子供に多くの選択肢を見せてあげることが必要です。

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