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2013年7月

2013年7月31日 (水)

本について

●「国語の点数を上げるには、本をたくさん読め」?

 たびたび保護者の方々から「国語の点数を上げるには、たくさん本を読まなきゃだめですよね?」と聞かれますが、読む必要はありません。誤解のないよう先に申しておきますと、教養を増やすために読書すること自体は非常に有益です。ただ、国語の点数と読書量とは全く関係ありません。実際、私も私の学生時代の友人たちも皆、読書を全くせず漫画ばっかり読んでいましたし、読んでもライトノベルぐらいでしたが、国語の点数が悪かったわけではありません。

 国語の点数を上げるには?まず大前提として、漢字と語句、そして文法は絶対に覚えていないといけません。英単語を覚えていないと英文が読めないのと同じで、国語も漢字や語句を覚えていないと文章が滑らかに読み進められません。当たり前のことですが、国語の点数が悪い人は皆、その当たり前のことが出来ていません。その当たり前ができているとして、それなのに国語の点数が悪い人。国語には解き方があります。抽象的になりますが、問題と文章を照らし合わせてヒントになる部分を探し出し、それを手掛かりに答えを導きだすという作業をきちんとこなすことです。これはもう、慣れです。読書をするよりも、問題を解きまくって解き方に慣れる方がはるかに有益です。

 もっとも、高いレベルになって来ると、文章力・記述力が必要になってきます。文章を読んで内容は理解できているにもかかわらず、それを上手く文章化できない、そういう人も多いことでしょう。これは公立中学から高校に進学した人たちが皆経験することです。文章力をつけるには、日記をつけたり、読んだ漫画の内容の要約をしたり、いずれにしても、書くという作業を数多くこなすことです。「とっかかりから、分からない」そういう人は、自分の好きな作家や評論家のエッセイを模写するのをお勧めします。

●読みたいものを読ませるべき

 「国語の点数をあげるため」という不純な動機を抜きにして、本は読んだ方がいいです。実際、本は面白いものです。映画や漫画やゲームは面白いですが情報が一方通行なのに対し、本は自分の想像力を膨らませることができます。実際、どんなに感動した映画でも3回目以降になると感動が薄れますが、本は何回読んでも飽きません。本は読むたびに新たに想像性が掻き立てられるからです。

 私個人として、実際に読んでみて面白かった本や非常にためになった本は結局、古典ばかりです。さすがに何百年も生き続けているだけあります。特に哲学書は、生き方に迷いが出た時に、大いに参考になったり共感を呼んでくれたりします。もっとも、古典が面白いと思うようになったのはおそらく、私が年を重ねていろいろな社会経験をしたからであって、学生時代に勧められても絶対に読まなかっただろうし、読んでも面白くなかったと思います。大人の感性と子供の感性とは異なります。もし子供に本を読ませたいのであれば、子どもに好きな本を選ばせるべきです。

2013年7月23日 (火)

姫路西高等学校について

 私の母校である姫路西高等学校について。なぜか「西高に行っている」というだけで「すごい!」と言われる傾向にあるのですが(未だに「全員が全員、有名大学に行く!」というとんでもない誤解をしている人もいますが)、実際に「すごい!」のは一部の上位層だけです。入学時点ではみんな横一線で「すごかっ」たのでしょうが、カリキュラムが始まると学力差が天と地ほど開きます。その結果、有名大学に行けるのは上位2~3割、真ん中は滑り止めの関関同立行き、底辺になると姫路独協や姫工大(現:兵庫県立大学)行きとなります。当然この上位層にも浪人生が多数含まれています。西高に行っているということから勝手に変な期待をする人や好奇の目を向ける人がいますが、生徒にしてみればいい迷惑ですよね。

 西高に受かるのは決して難しくはありません。西高は、真面目にやるべきことさえきちんとこなしておけば絶対に受かる学校です。独自の入試問題を出題してくる私立と異なり、西高の入試問題は兵庫県統一の簡単な問題です。西高受験生も別所受験生も受ける問題は同じです。塾に通っていないと解けないような問題ではありません。なので、教科書の内容をしっかりと理解し、学校の宿題をきちんとこなして復習をしっかりしていれば絶対に受かります。私立の問題のように「見たこともない問題」や「その場での発想力」が求められることは基本的にありません。なので、必要なのは難関私立のような「どれだけ難問を解いてきたか」ではなく、「どれだけサボらずに、やるべきことをこなしてきたか」です。

 逆に言えば、西高に入ってからみな苦労する羽目になります。問題の難易度が一気に上がり、これまでのぬるま湯のようなレベルに浸かりきっていい気になっていた生徒は一気に地獄に叩き落されます。私立中学は中学生のカリキュラムを2年で終わらせますが、公立中学校は3年かけて終わらせます。しかも、私立は高いレベルの問題を中1の段階から解かせていますが、公立では全国平均的な標準レベルの問題しか取り扱いません。なので、西高の生徒は入学時点で、私立の高校生たちよりもすでに1年遅れているうえ、難しい問題に全く慣れていないのです(どれくらい差があるか知りたい新入生は、灘や白陵の入試問題を解いてみるといいでしょう。もっとも、私立の高校生も「すごい!」のは上位層だけで、下位層は悲惨な状況です)。そのため西高は、私立に追いつくために、ハイレベルなカリキュラムをハイペースで進めていきます。そしてカリキュラムについてこれない生徒は問答無用で置いていかれます。

 西高には姫路市内の各公立中学校のトップ10の生徒たちが集まってきます。みんな口にこそ出しませんが、おそらく「俺(私)って、天才!」と思っていたことでしょう。私もたいがいのぼせあがっておりました。そういう人達が最初の中間テストで厳しい現実を突き付けられ、あまりのショックに自信を喪失し、勉強する意欲を喪失してしまいます。かくいう私もその一人で、中学時代は常にトップ10入りで1位を取ったことも何度もありましたが、西高の最初の中間テストの順位は400人中240番台、期末テストに至っては280番台という酷い有様で、「俺ってこんなもんやったんや・・・」というショックに打ちひしげられました。このまま卒業までズルズル行ってしまう人もいれば、途中で「このままじゃ終われねえ!」と奮起する人もいます。

 西高の授業は基本的に予習先行型です。先に生徒達に教科書を読ませて問題を解かせておいて、授業でその答え合わせと解説をするという形式となります。なので、授業では基本はまったくと言ってよいほど教えてくれません。「君たちは今から(上位の)私立に追いつかなきゃいけないから、授業ではどんどん高レベルなことをやっていくからね。基本的なことは自分で教科書を読んでやっておいてよね。君たち、うちの学校に受かる学力があるんだから、それぐらいできるよね?」という感じです。私を含め、大多数の生徒はこの予習先行スタイルにはまったく合わなかったのではないでしょうか?私達のほとんどは中学時代、中学校や塾で基本を説明してもらい、基礎と基本をしっかり固めたうえで、応用的な部分を自力で解いていったからです。西高に入ると、今までの勉強スタイルの矯正を余儀なくされます。自分で教科書を読んで基本を固めていく、中学時代からそういうスタイルに慣れている生徒が上位になっていました。現在でも、塾にも行かず学校の宿題と教科書の読み込みしかやっていないのに、いつも1位になっている中学生がいることでしょう。そういう人たちが西高でも上位を独占していました。

 西高の授業のレベルはかなり高いです。レベルが高いというのは、教師の教え方が上手いという意味ではなく、「教師の言ってることが難しい」という意味です。当時の先生方には大変申し訳ないですが、正直言って、わかりにくい授業ばかりでした(あくまで個人的感想です。上位層のものすごく賢い人達にはわかりやすかったのかもしれません)。もっとも、西高は「売り」が数学だけあって、数学はかなり分かりやすかったです。予習・復習を全くしなかった私ですら、数学の授業だけはよく理解できました。対して、個人的にとりわけ苦労したのが現代文と理科(化学、生物)でした。基本的に西高の理科教師は授業中に専門用語をぺらぺら羅列するばかりなので、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。私が1年生のころ、化学の教育実習生の授業のほうが化学教師の授業より分かりやすいと評判になり、その噂を授業中に聞いた化学教師が「(私の)授業が分からんのはお前らが馬鹿やからや!」とブチギレたのは有名な話です。そして現代文、おそらく西高の生徒の大多数が現代文で苦労したのではないでしょうか?なぜなら、公立中学の国語の問題は基本的に「文章から抜き出せ」ば解けるものばかりなので、私たちは文章を作る訓練を全くしないまま高校に上がるのですが、高校の現代文の問題は単純な「抜き出し」だけでは正解できない、文章作成能力がないと解けないものばかり出題されます。そして、現代文教師は「生徒に文章作成能力がある」という前提で授業を進めます。なので、授業中に質問に答えられないと「何が分からへんねん…(ふー)」と憐れむような目でため息をつかれたり、「お前、ほんまに分からへんの?これが?ほんまに?」などとネチネチ言われたり、「何が分からへんねん!ボケ!!カス!!」と罵られたりしました。そして、授業の必要性を全く感じなかったのが英語です。英語の授業では、文法を解説してもらったという記憶が全くありません。授業終わりに「予習して来いよー」と宿題を出され、次回の授業で「よし、答え合わせするぞー」といって答え合わせと解説をする、ただその繰り返し。正直、「自分で答え合わせした方が早くね?」という感じでした。

 「じゃあ、お前はどうやって勉強したんだ?」と言われると、実際のところ、ほぼ独学です。授業が全く理解できない以上、自分でなんとかするしかありませんでした。ちなみに、私の周りの同級生たちも実質ほぼ独学でしたし、更に言えば、大学時代の友人たちも独学で受験を切り抜けたという人が少なくありませんでした。「結局、自分でするしかないんだよなー」、で、「こいつらはわしらが育てた(キリッ)!」って学校にドヤ顔されるのが「腹立つんだよなー」と。結局、どこも同じなんだなーと思いました。

 授業に関しては不満点ばかりですが、良い所もありました。それは、西高は有名大学に合格するために必要な勉強の方向性をきちんと示してくれたことです。入学時に学年主任から言われたのは、「カリキュラムについて来れれば、阪大以上は保証する」とのこと、それは間違いなかったと思います(その「ついていく」のが大変なのですが)。おかげで勉強の方向性にブレなくて済みました。もっとも、西高には昔から「国公立一神教」という妙な宗教があり、私のような私立文系は異端者として迫害されます。早慶狙いの人は自力で頑張らねばなりません(そして合格しても大して喜ばれません)。また、先輩後輩含めて、西高の生徒達はみないい奴ばかりでした。中学時代の同級生たちと比べて思ったのは、やはりそれなりに育ちがいいのか、「みんな大人だなあ」ということでした。中学時代に同じように勉強して結果を出してきたという境遇だけに、気が合うのはある意味当然かもしれません。また、部活動はどの部も毎日2時間以上きっちりハードにやっていました。私立では運動時間が少なすぎる学校が非常に多く、それが原因でストレスを抱え込む生徒が非常に多いのですが、西高ではその心配はあまりありません。ここは非常に良いところだと思います。

 今思い返してみても、授業に関しては不満が多いです。自分が教える立場になってより強く思うことは、「もっと基本をしっかり教えて欲しかった」ということです。もっとも、「じゃあ行かない方が良かったのか?」と問われれば、そんなことはありません。個人的に西高に行って一番良かったことは、「お前の実力なんてこんなもんだ」とはっきり認識させてくれたことです。西高での勉強のレベルの高さが自己成長のための良いきっかけになったことは間違いありません。西高は教師の意識が非常に高いので、本気の人にはきちんと応えてくれる学校であることは間違いないです。カリキュラムついていくのが大変ですが、挑戦してみる価値はあります。

2013年7月 8日 (月)

中学受験勉強を始める前に

●私立に進むメリット

 中学受験勉強を始める前に一言。中学受験勉強で学ぶ内容は、大まかに言えば公立中学で習う範囲です(場合によっては高校の範囲も)。小学生のうちに公立中学生の範囲を済ませておくと、一般的な私立では中2までに中学の範囲のカリキュラムを終わらせ(公立中学では扱わないハイレベルな内容も含まれています)、中3から高2の間で高校のカリキュラムを終わらせ、残りの1年を余裕をもって大学受験対策(主に演習)に時間を割くことができます。中1から高校の範囲を教える学校もあります。上位公立高校での3年間のハードさを考えると、このメリットはかなり大きいです。

 また、近年は経済格差の拡大により、子供を私立に進学させる余裕がなくなったご家庭が増加した結果、公立高校入試の競争が激化しました。昔と比べて荒れている中学校がほとんどなくなったことも影響していると思われます。私の中学時代であれば西高に入学できるだけ学力のある子供が市姫に進学し、東高に入学できるだけの学力のある子供が飾西に進学しているような状況です。私立に進めば、その競争を避けられます。昔は公立の勉強に満足できない子供を私立に進学させている印象でしたが、最近は高校入試での競争を避けるために子供を私立中学に進ませるというご家庭も増えています(私個人としては、そういう目的で私立中学に進ませるのはあまりお薦めできませんが)。

 他のメリットとして、いじめが少ないことが挙げられます。私立であればいじめをした子供を退学させることができます。学校も「いじめがあった」なんて事実が広まれば経営に直撃しますので、全力でいじめに対処してくれるでしょう。

 もっとも、私立に進むデメリットもあります。詳しくはこちらに。

●中学受験勉強について

 ただ、正直なところ、大学受験・高校受験・中学受験の中で、中学受験が一番難しいと思います。私が初めて中学受験の問題を見たとき、そのレベルの高さにドン引きしました。「こ、こ、これを小学生が解くのか?!これを!!」という感じです。本当に難しいことをやっているんです。その難しいことを、精神力も体力も未成熟な段階で、公立中学生が1週間丸1日かけているところを週数回の塾の短い授業だけで、しかも中学生の教科書よりも薄っぺらいテキストを使って学ぶのですから、理解が不十分になるのも当然です。さらに、中学校で習う数学(-の考え方や文字式・方程式など)を利用できないという制限もあります。塾のカリキュラムについていけない子供がたくさんいますが、むしろついていけなくて当然です。子供に結果を求めるのは酷ですので、成績が悪いからといって叱るようなことは絶対にやめてください。叱っていいのは、子供がズルしたり嘘をついたりしたときだけです(宿題の答えの丸写しなど)。

 たとえ成績が悪くても、子供が「授業自体は楽しい」と感じ、かつ宿題もきちんとしているのであれば、受験勉強を続けさせた方がいいと思います。たとえ不合格に終わったとしても、中学受験勉強で学んだことは後々大いに役に立ちますから。しかし子供が全く宿題をしないような場合、早めに撤退した方がいいです。特に、漢字と計算をしない子供、汚すぎて判別できない字を書く子供、これは論外です。仮にそういう状態で子供に受験勉強を無理強いすると、子供はますます勉強嫌いになります。公立の中学で、ゆっくりと、確実に、自分のペースでやっていけばいいんです。実際、公立からでも有名大学に行く生徒はいくらでもいるのですから。

 なお、中学受験勉強を始める場合は、必ず子供自身にコミットさせてください。親はあくまで「こんな世界もあるけど、どうや?やってみるか?」という提示に留めておきましょう。親が勝手に中学受験勉強を決めてしまうと、後々トラブルの元になります。希望の学校に入学できたものの、いざ入ってみるとカリキュラムについていけず、全く勉強しなくなってしまったという場合、子供「俺は元々行きたいわけじゃなかった!」親「お前の将来のためやろうが!」子供「頼んでないやろうが!」親「じゃあ辞めんかい!」子供「今さら辞められるか!勝手に入れといて、無責任なこと言うなや!」という泥仕合に発展する可能性があります。子供自身が「私立に行って勉強したい!」とコミットしたのであれば、子供が入学後に勉強しないのは約束違反になりますし、子どもを退学させる理由にもなります。

●中学受験勉強は「した方がいい」

 「で、結局した方がいいの?それともしない方がいいの?」と問われれば、私個人の意見としては、「無理のない範囲で、した方がいい」と思います。中学受験勉強は結局、中学や高校の先取り学習に過ぎません。なので、どうせ後で勉強するなら、余裕がある時期にできるだけ早く済ませておいた方が後々楽です。ただし、中学受験以前に、学校のテストの点数すらろくに取れないという子供は、やめておいた方がいいです。まずは目の前のことをこなせるようになってからです。

 なお、よく、「どうせ後から中学で文字式や方程式を習うのだから、中学受験の算数の勉強は無駄じゃないか」という意見を聞きますが、決して無駄ではありません。確かに方程式など数学を使うと秒速で解ける問題が多々あります。ただ、算数的な理解の仕方と数学的な理解の仕方は別物です。公立中学から上位公立高校に進学した生徒の多くが、数学で苦戦します。それは、高校で習う数学が、きわめて抽象的だからです。しかし中学受験で数列や互除法などの単元を具体性のある算数で理解しておくと、高校で数学的に学び直すときにより一層理解が深まります。この差はかなり大きいです。算数に限らず、中学受験で学んだ理科の知識や考え方も、化学や物理で大いに役立ってくれます。わざわざ難しい文字式を使って複雑な計算をしなくても、結論だけが理解できていれば、そこから逆算していけばかなりスムーズに問題が解けるでしょう。これ、やった人はわかると思います。決して無駄なんかじゃありません。ただ逆に言えば、直接役に立つのは理系ですね。文系は正直、公立で十分だと思います。中学受験の社会なんて暗記ごとばかりで、はっきり言って有害なレベルです。

 なお、念のために強調しておくと、あくまで「中学受験勉強」をした方がいいと言っているのであって、「私立に行った方がいい」と言っているわけではありません。たまに難関校に合格したけど、「フッ、自分の力を試したかっただけですよ。勉強なんてどこでもできますからね。」みたいな、まるで漫画の主人公のようなセリフを吐いて公立の中学校に進む子供がいます。合格しようがしまいが、私立に進もうが進むまいが、受験勉強をして教養を身に付けられれば、それで十分じゃないですかね。

 あくまで私個人の経験ですが、人生で一番時間を無駄にしたのが小学生時代だったと思います。小学校は中学や高校と異なり、勉強やスポーツで競争がありません。努力する方向性も見つけられず、エネルギーをもてあまし、結構ストレスフルでした。加えて、「運動会の練習」といって毎日2時間ひたすら行進の練習だけさせられたり、毎朝校長のわけの分からない話を軍人みたいに直立不動で聞かされたりと、今の人生において何の役にも立っていないことを沢山させられました。授業も簡単過ぎるし話もつまらなかったので退屈で、かといって勝手に別の勉強をしたら「ちゃんと授業聞かんかい!」と怒鳴られました。こんなところで時間を浪費するぐらいなら、たとえ大変でも、もっと高いレベルの場所で自分を高める努力をすることに時間を割くべきです。

 子供時代に学ぶべきことは、知識や技術ではなく、何かに全力で頑張ることの充実感だと思います。この充実感を知っている人は、大人になってからでも何事にも頑張れます。残念ながら小学校ではそれを教えてはくれません。本気になれる「何か」を自分で見つけられた子供はその道を突き進めばいいですが、そうでない子供には、とりあえず中学受験勉強をさせてみても良いでしょう。決して損はありません。それで勉強をすることの充実感が得られれば最高です。

●塾選びに関して

 「どこの塾がいいですか?」これはもう、子どもに体験授業を受けさせて、一番良かったところにすればいいと思います。子供にどの塾が合うかは、その子供にしかわかりません。過去の合格実績だけで判断して塾を選ぶのは、やめておいた方がいいです。学力的にまったく合わないところで無理をさせても、いい結果は得られません。それよりも、子どもの学力に合ったところで、無理のない範囲で学ばせるのが、一番良い結果につながると思います。子供に無理をさせると潰れます。仮に無理をさせて合格できたとしても、中学ですぐについていけなくなります。

 なお、子供を塾に通わせずに独学させるか、あるいは親が教える場合、使用する教材は、昔からの定番である四谷大塚の『予習シリーズ』か、学研の『合格自在』がお勧めです。私個人としては、親にある程度の学力があるのであれば、まずは子供を塾に通わせずに、子供にテキストを読ませて問題を解かせてみて、分からないところを親が教える、という形にした方がいいと思います。というのも、これは公私を問わずですが、偏差値の高い学校になると、教科書レベルの基本的事項の理解は予習として生徒に任せて、授業では応用的な内容を教えていくというケースが多々あります。そういう学校に進学すると、否応なしに、自分で教科書を読んで理解していかねばならなくなります。塾で説明を一方的に聞くというスタイルに慣れてしまっている子供は、入学後、苦労することになります。そしていつまでも塾に依存することになります。なるべく早い段階で、自分で教科書を読んで問題を解いていくという習慣を子供に身に付けさせておいた方がいいです。

2013年7月 7日 (日)

自己紹介

●自己紹介

 姫路市で家庭教師をしております。40代前半です。学歴は兵庫県立姫路西高等学校卒業、早稲田大学法学部卒業(現役1留)です。保有資格は普通自動車免許及び行政書士、検定はビジネス実務法務検定2級、法学検定アドバンスト及び英検準1級。大学1年より家庭教師をしております。大学卒業後は司法浪人をする傍ら家庭教師をしておりましたが、現在は家庭教師をメインに活動しております。小・中・高どの科目でも指導可能です。中学受験及び高校理系科目も対応したします。

 主な合格実績は、中学では早稲田1名、六甲学院1名、白陵7名、神戸海星1名など、高校では姫路西5名、早稲田本庄1名、白陵1名など、大学では大阪1名(法)、神戸2名(法1名、経営1名)、早稲田7名(実人数です。学部別では政経4名うち推薦1名、法2名、教育3名、商1名、文3名、理工2名)、慶応義塾3名(実人数です。学部別では法1名、総合政策2名、文1名)などです。

●基本方針

 基礎と基本を重視した授業を心がけております。基礎・基本とは、国語なら漢字 ・語句・文法や文章の書き方、数学なら教科書の内容、英語なら単語・熟語・文法 です。成績の悪い子供は基礎と基本が固まっていません。基礎と基本を固めるには復習が必要ですが、成績の悪い子供ほど理解できたこと自体に満足してしまい、復習をしていません。特に進学校の生徒の場合、応用問題を含んだ大量の宿題を一通りこなすだけで終了してしまい、復習に時間がかけられなくなった結果、基礎力も応用力も身につかないという悪循環に陥っています。復習をする時間を作るために、カリキュラムの個別最適化を行います。子供の現状を分析し、子供のやるべきことを絞った上で、それを徹底的に反復することで基礎と基本という土台を固めていきます。

 授業では視覚化・平易化・簡潔化を心がけております。子供が理解しやすいように、なるべく図や表を多用し、なるべく平易な言葉で簡潔に説明するようにしております。

 教材は基本的に教科書 と学校配布のワーク・プリントのみ使用します(学校配布の教材だけで十分なので)。やることを絞ったうえで、分からない箇所や間違えた問題を徹底的に反復していきます。あと、最近は文章力の強化に力を注いでおります。身近なものをテーマにして子供に文章を書いてもらい、それを添削することで基本的な文章の書き方を身に付けさせます。

 子供には授業までに、学校(や塾)からの宿題の範囲のうち自力で解けるところは解いてもらい、授業では子供の分からなかった問題を解説し、その問題(類題)を解かせて固めていくという流れとなります。家で(ゲームやネットばかりして)全く勉強しない子供は指導対象外です。「頑張っているのに、なかなか結果が出せない」そういう子供の力になりたいと思っておりますし、そういう子供とだけ関わっていきたいと思っております。

●授業料、スケジュール、その他

 授業料は1時間あたり4000円となります。1回の授業につき2時間以上から承ります(授業時間とは別に、途中で休憩を入れていただいても結構です)。ご契約前に面談及び1時間の無料体験授業をいたします。体験授業の結果を子供とご相談されたうえ、ご契約いただくか否かお決めください。なお、夏休み・冬休み・春休み・入試直前期を除き、不定期の授業依頼はお引き受けできません(少なくとも週に1回、定時に2時間以上という形となります)。風邪などで授業をキャンセルされた場合は、別の日に振り替えとなります。なお、何度注意しても子供がズル(宿題の答えの丸写し行為など)をやめない場合や悪態ばかりつく場合、ドタキャンが多い場合は契約を解約させていただきますので、予めご了承ください。

 指導可能地域は基本的に姫路市内のみです。晴天時はご自宅まで自転車で伺いますが、雨天時は自動車で伺いますので駐車スペースが必要となります。交通費は基本的に頂いておりませんが、遠方の場合(豊富校区、灘校区、香寺校区など)はご相談させてください。

 姫路市外の場合、「授業料」+「移動にかかる時間を時給に換算した額」+「交通費」が1回分の料金になります。また、指導対象者はいわゆる難関の中・高・大学校の志望者のみになります。なお、拙宅での指導は行っておりません。

  ご契約に伴う時間外無料サービスとして、①小論文、読書感想文、卒業論文等の添削をいたします(作成は致しません)。また、②定期テストや模試の解説ノート及び復習プリントを作成いたします(テスト等が大量にある場合は、段階的にさせていただきます)。算数・数学は解説をルーズリーフに、国語は問題用紙に解き方のヒントを書き込みます。

 現在、授業が可能な曜日及び時間帯は、水曜日と、日曜日の午後8時以降になっております(曜日・時間応相談)。なお、夏休み・冬休み・春休み期間・入試直前期はスケジュールが変則的になりますので、短期間でもよろしければお申し込みください。

●無料体験授業に関して

 面談及び無料体験授業をご希望の方は、

 ①保護者の氏名・住所・電話番号、②子供の氏名・性別・学年、③子供の現状(例:「~塾で~クラス。~中を志望」「~中で~番台。~高を志望)、④指導希望日時(上記の「授業が可能な時間帯」をご参照ください)、⑤質問事項(なければ結構です)

 以上を明記の上、メール(slidercanon@nifty.com)して下さいますようお願い申し上げます(プライバシーは厳守いたします)。改めて面談候補日を提示いたします。面談の際は、これまでに受けたテストに関する資料(問題、解答、答案用紙、模試の場合は判定結果も)をできるだけ多くご用意ください。

 内容は1時間の授業と30分~1時間ほどの教育相談になります。体験授業の結果とお見せいただいた資料から子供の現状を分析し、現在の問題点や今後の勉強の方向性をアドバイスさせていただきます。なお、履歴書は持参いたしません(履歴は上述の通りです)。

 お問い合わせはメール(slidercanon@nifty.com)にてお願い申し上げます。なお、稀に送信元アドレスに返信しても受信拒否されるケースがございます。恐れ入りますが、迷惑メール受信拒否設定等にされている場合は、こちらのメールアドレス(slidercanon@nifty.com)からの送信が受信できますよう再設定お願い申し上げます。

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