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2013年7月31日 (水)

「国語の点数を上げたければ本を読め!」に関して

 たびたび保護者の方々から「国語の点数を上げるにはたくさん本を読まなきゃだめですよね?」と聞かれることがありますが、結論から申せば「読む必要はない」です。誤解のないよう先に申しておきますと、教養を増やすために読書すること自体は非常に有益です。むしろ人間性の成長には欠かせないものだといえます。しかし、国語の「点数を上げる」ためには、読書量は全く関係ありません。実際、私や私の学生時代の友人も読書を全くせず漫画ばっかり読んでいましたし、読んでもライトノベルを読む程度というのがほとんどでしたが、国語の点数が悪かったわけではありません。ただし、漢字と語句だけはきっちり覚えていました。漢字と語句に手を抜く人は絶対に点数は上がりません。

 国語には「解き方」があります。大まかに言えば、問題の中からヒントになる部分、似た言葉を文章中から探し出し、それを手掛かりに答えを導きだすという作業をきちんとこなせるかどうかです(ただし、高校の現代文に関しては、さらに文章作成能力が必要になってきます)。よく誤解されがちなのですが、基本的には国語の問題というのは、数学のように、頭で悩むとか、そういう部類の問題ではありません。「めんどくさい作業を、あなたはきちんとこなせますか?」と聞いているだけです。なので、漢字や語句の意味、最低限の国語のルール(例えば問題文で「理由」を問われたら、最後は必ず「~から。」をつけるとか、そういうレベルです)さえ知っていれば解けます。なので、読書をするよりも、問題集や模試を解きまくって、解き方を覚える方がはるかに有益です。ゲームで攻略本ばかり読んでも、実際にゲームをプレイしないと上達しないのと同じです。上手になるには「ゲームをやりまくること」です。それと同じです。

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