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2013年7月16日 (火)

白陵中学・高等学校について

 白陵は昔から医学部への進学率が非常に高いことから、医師を目指すご家庭の人気が非常に高い学校です。ハイレベルな内容のカリキュラムがハイペースで進められ、それに伴い大量の宿題が出されます。このカリキュラムについていける生徒は東大であろうが医学部であろうがどこでも合格できますが、一度でもつまづいた生徒は悲惨な6年間を送ることになります。カリキュラムについていけず、途中で自主退学する生徒も少なくありません。勉強版「虎の穴」といった感じです。

 白陵は灘・甲陽・神戸女学院落ち、あるいは灘・甲陽・神戸女学院志望からの転向の生徒が比較的多く、そういう生徒達が白陵の大学合格実績を支えているのが現状です。カリキュラム自体、そういう生徒達(勉強に対する意識と耐性が非常に強い生徒達)に合わせて設定されているという印象です。そういう生徒達と本命で白陵合格の生徒達とは基礎学力が大きく異なります。本命で白陵合格の生徒達は、そういう生徒達と競争するという意識をもって勉強しなければなりませんし、そういう生徒達から刺激を受けなければなりません。

 白陵の定期テストは基礎・基本だけが理解できているだけでは点数は取れません。基礎・基本はできて当たり前、上位を狙うには応用レベルもしっかりとこなさねばなりません。基礎・基本は大量の宿題で固め、授業では専ら応用的なことを教えている印象です。「基礎・基本は自分でできますんで」という人向けの学校であり、「基礎・基本からみっちり教えてほしい」という人には不向きな学校と言えます。「この子、頭はいいんですけど、家では全然勉強しないんですよ~(←ほとんど男子です)」こういう人は最初から白陵を目指さない方がよいでしょう。仮に入学できたとしても、真っ先についていけなくなります。

 もし白陵に入学したのであれば、特に部活を決めていないのであれば、是非とも柔道部に入部することをお勧めします。白陵は私立の中では比較的部活動に熱心な印象ですが、特に柔道部は素晴らしい。兵庫県の中学柔道界は現在小野と(姫路の)灘の二強時代で、いずれも全国レベルの大会で優勝を重ねています。全国のエリート小学生を寄せ集めている東京都を除けば、兵庫県が全国で一番レベルが高いと言っても過言ではありません。その兵庫県の中でも、特に白陵のいる東播では過去に宝殿・荒井・小野が全国制覇を果たしており、全国で最激戦区といえます。その東播で、少ない練習時間でそれなりの実績を上げている白陵はかなり凄いんです。柔道をすれば体力がつくだけでなく人間的にも大きく成長できますので、是非ともお勧めします。白陵に限らず、私立はどうしても運動時間が少なくなりますので、柔道でなくても、何かしらスポーツはした方がいいと思います。

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