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2016年4月 4日 (月)

良い友人を作ろう

 私は高校に入ってから落ちぶれました。最初の中間テストで400人中240番台、期末はさらに下がって280番台、それで完全に気持ちが折れてしまい、惰性で高校生活を送っていました。当時、同じ柔道部に「シゲ」という同級生がいました。彼も私と同じく中学から柔道をしていて、高校では成績がイマイチな人でした(おそらく、中間・期末とも150~200番台くらいだったと思います)。高1の2学期のある日、部室に行くと、シゲが一人でこっそりと何かを見てニヤニヤしていました。何を見ているのか気になったので強引に見せてもらったところ、テストの総合順位が「8位」と書かれたテスト結果一覧表でした。本人曰く、「今回いつもよりちょっと頑張った」とのこと。「少し頑張るだけで、全然違うから、やった方がええよ!」とも。傍から見ていて私とそれほど大差なかったと思われたシゲのその言葉には、説得力がありました。そしてシゲには失礼ですが、「シゲが結果出せたなら、俺も頑張ればいける!」と勝手に思いました。その言葉で急にやる気が出たとか、生活が劇的に変わったというわけではありませんでしたが、「やればできる!」という具体的なイメージは持てました。

 また、小学生の頃から付き合いのあるナオキという同級生がいるのですが、彼は高2の夏休みに「一緒に勉強しよう」と誘ってくれました。彼も成績はイマイチで、全然勉強しなかった人なのですが、「このままじゃあかん!」と思い、「一人じゃ勉強できへんけど、誰かがおったらできる」ということで、私を誘ってくれたのです。彼の家でほどほどに勉強して疲れたらゲーム(ウイイレとスト2)をしてリフレッシュ、彼のおかげで充実した夏休みを過ごせました。

 もう一つ。東大・京大志望以外の文系の生徒は通常、3年に上がるときに日本史と世界史の選択を迫られます。日本史も世界史も授業がさっぱりわからなかった私は、消去法で世界史を選択しました。日本史のあの資料を使ったマニアックな問題が大嫌いだったからです。友人の一人は『信長の野望』というゲームが好きだったことから日本史を選択していました(その子は戦国時代だけ異常に詳しかった)。3年に上がってある日の昼食後のこと、他愛ない会話の流れから日本史選択組と世界史選択組とで「なんでお前ら世界史(日本史)やねん!」という話になりました。日本史組の一人の「お前ら日本人なんやから、日本の歴史をもっと学ばんかい!」という意見に対し、私と同じ世界史選択組の一人だったナオキは「日本史は(中学で)一回やったことの焼き直しやおもんないけど、世界史は未知のことやからまだ興味が持てる」と反論しました。今までそんな発想をしたことのなかった私は思わず「おお!」とうなってしまいました。それから何となく、私も世界史に興味をもてるようになりました。

 彼ら以外の友人もみな面白い人達ばかりで、大いに笑わせてくれました。彼らのおかげでストレスなく楽しい高校生活を送れました。

 同じ落ちぶれる人でも2種類います。成績の良い人を見習って頑張ろうという人と、腐って成績の良い人を妬む人です。後者は落ちぶれてもプライドだけは高いので、成績の良い人を「めちゃめちゃ努力してるねー」などと皮肉ったり、テストの日に「いやー、昨日全然勉強してないわー」と聞いてもいないのに言い訳したりします。これは、「才能じゃお前に負けてねえよ!」という悲しき自己アピールなのですが、私はどんなに落ちぶれても、絶対にこんな人間にはならないでおこうと思いました。こういう人はこういう人同士で集まり、ますます生産性のないことをするようになります。

 自分を高めるには、良い友人と出会うことが大切です。良い友人とは、傷をなめあってくれる人ではなく、自分を高めてくれる人のことです。そういう人との関係を大切にしましょう。

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