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2018年7月

2018年7月30日 (月)

マジで勉強しておいた方がいいと思った

 昨日の台風と少し前の西日本豪雨、そして東日本大震災、日本はつくづく自然災害が多いなあと思うと同時に、「もしかして日本、マジでなくなるんじゃない?」という悪寒が頭をよぎりました。前に草彅剛さん主演の『日本沈没』という映画がありましたが、ああいう状態がリアルに想像できてしまうぐらいに災害が起こりまくっている状態です。西日本豪雨のときに起きた水不足、もしあの豪雨の規模がもう少し大きければ、水不足状態が長期間続き、人々が水を奪い合って殺し合いをするような、まるで『北斗の拳』のような世界になっていたかもしれません。自然に対して人間はあまりに無力です。

 国の借金が1000兆円を超え、更に社会保障費の負担が増え、未だに不景気が続く中、いつ紙幣(日本銀行券)がただの紙切れになるか分かりません。「日本がデフォルトするわけがない!」専門家はそう言いますが、私は経済に関しては無知ですが、常識的に考えて明らかにヤバいでしょ。

 グローバル化が進み、仮想通貨が普及する中、共通言語の英語さえ話せれば、日本に住む必然性はありません。国がいくら道徳教育に力を入れて愛国心を植え付けようとも、命あっての物種、老人はともかく、若い人は日本と心中する必要は全くありません。若い人は、もしもの場合を想定して、教養を身に付けられるうちに身に付けておいた方がいいです。金(円)も物も、持ってても無意味です。教養といっても別に学校の勉強に限った話ではありません。生きていくために必要なことは何か?自分で考えて自分で決めて学んでいけばよいです。あとは体力。男は体を鍛えて、最低限、自分と自分の大切な人を守れるぐらいにはしておいた方がいいです。

 「日本が沈没なんてするわけない!」原発をつくるとき、学者たちは「事故なんて起きるわけがない!」と言い切っていましたが、原発事故が起きたとき、学者たちはみな「想定外」だと言いました。。「日本がデフォルトするわけがない!」と言い切る学者たちも、実際にデフォルトが起きたら「想定外」だと言うでしょう。マルクス曰く「すべてを疑え」です。

2018年7月24日 (火)

『消えた弁護士たち 中国“法治”社会の現実』NHK

 日曜日に放送されたNHKの『消えた弁護士たち 中国”法治”社会の現実』がかなり面白かったです。本日の深夜0時40分より再放送されるので、未見の方は是非(有料ですがオンデマンドでも見られます)。将来法科に進みたい子供や法学部生に特に見ていただきたいです。

 番組内容を簡単に要約すると、中国政府が政府に対して批判的な人権派の弁護士たちに対し、一方的な理由で逮捕して無期限で拘束したり、弁護士資格を停止したりして活動できなくするなど、激しい人権侵害を行っている様子を撮影したものです。「中国って怖いね~」対岸の火事ではありません。これ、どこの国でも、いつの時代でも、もちろん日本でも、権力が集中して肥大化すれば起こり得ることなんです。日本だって戦前はこうでした(私が直接体験したわけではないですが)。権力は危険なものとして常に国民が監視しなければなりませんし、教育機関はその意識を子供に身に付けさせなければなりません。

 テレビをほとんど見なくなって久しいですが、NHKだけは良質な番組を提供してくれます。対して民放は芸能人の不倫報道とかワールドカップイケメンランキングとか低俗な番組ばかり。現在私が民放で見ている番組って『BANANA FISH』ぐらいです。早く電波オークション導入すればいいのに。

2018年7月20日 (金)

孤独について

 少し前のことですが、新幹線内で男女3名が刃物で殺傷される事件が起きました。容疑者は22歳の男で、動機は「誰でもよかった。むしゃくしゃしてやった」とのこと。容疑者は以前に、「自分は価値のない人間だ。自由に生きたい。それが許されないのなら死にたい」などと話していたそうです。こういうセリフを口に出すということは、本音では誰かに認めてもらいたかったのでしょう。それを果たすのが親の役割なのですが、事件後の容疑者の親族のコメントを聞いていると、まるで他人事のよう。誰か一人でもこの容疑者を無条件に認めてくれる人がいれば、この事件は起こらなかったんじゃないかという気がします。以前の秋葉原殺傷事件と共通しているのは、加害者の孤独です。こういう事件を「一部の異常者が起こした犯罪」と認識している限りは、第二、第三の事件を未然に防ぐことはできないでしょう。

 私の経験上、客観的に見て明らかに精神状態がおかしい子供(ずっとイライラしていて、異性のことや性的なことばかり話していたり、同級生の悪口ばかり言っていたり、「世の中の奴ら全員死ねばええねん!」などと不穏当なことを言っていたり)に共通しているのは、親が子供の感情を無視して子供に(その子供のレベルに合っていない)勉強を無理強いしていることです。こういう子供は親の愛情を感じられず、他者に愛情を求めます。不特定多数の男子と関係をもったり、ホストにはまったりする女子がその典型です。本人はそれが破滅的な行為だと分かっていても、男の優しさが下心ありきだと分かっていても、刹那的でも承認が得られるからそれを止められません。親に必要なのは、子供に対する絶対的な肯定、つまり、「何があっても、私はお前を愛しているよ」ということを子供に伝え続けることです。あるいは無言で抱きしめてあげること。親の愛情を感じられている子供は、道を踏み外すことはありません。実際、成績のいい子供のご家庭は、家族仲が非常に良いです。

2018年7月 8日 (日)

野矢茂樹さんの本

 センター試験が2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止され、2020年度(21年1月)から新しい共通テスト「大学入学共通テスト」が導入されます。これを受けて各学校のカリキュラムにも変化が見られますが、さすがに(上位の)私立は対応が早い、かなり大胆にカリキュラムを変え、よりアカデミックになった印象です。特に変化が著しいのが国語、文章力の強化にかなり力を注いでいる印象です。おそらく数年後には、上位私立高校と上位公立高校とで大学合格実績にかなりの差が出るのではないかという予感と、それを受けて上位公立高校のカリキュラムが今よりもさらにハードになるのではないかという悪寒がします。

 「文章の書き方が分からない」、そういう人にお勧めしたいのは、野矢茂樹さんの『大人のための国語ゼミ』という本です。タイトルの通り、元々は大人のための国語の本なのですが、個人的にはむしろ、ある程度基礎学力のある子供が読むべき本だと思います。野矢さんの名前は、中学生であればおそらく、国語の2年の教科書に載っている『哲学的思考のすすめ』でご存知の方も多いことでしょう。文章の要約の仕方など、文章を書くための基本的なことがかなりわかりやすく解説されているので、かなりお勧めです。

 あと、ある程度偏差値の高い学校に入学する人に(できれば入学前に)是非読んでおいて欲しいのが、同じく野矢さんの『入門!論理学』という本です。この本は論理学の入門用テキストとして大学生の定番になっていますが、個人的にはむしろ、これから本格的に数学や現代文を学んでいく中学生や高校生に読んで欲しいです。その方が、より数学や現代文の理解が深まると思います。

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