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2019年1月 2日 (水)

進学校で落ちこぼれが生まれる理由

 勉強でもスポーツでも、いわゆる名門校があります。スポーツの名門校には、そのスポーツでの各地方のエース級の子供たちが集まってきます。そのエース級の子供たちの中でもレギュラーになれるのはごく一部、毎日死ぬほど練習しても補欠にすら入れない子供が多々います。ただ、そういう補欠にすら入れなかった子供が普通の学校に転入したとしたら、その学校では即エースになれるでしょう。それは、その子供が名門校で死ぬほど練習してきたからです。

 勉強の名門校でも、各学校の賢い子供たちが集まってきます。その賢い子供たちの中でも上位層に入れるのはごく一部です。ただ、上位層に入れなかった子供が普通の学校に転入しても、中間層は微妙ですが、下位層はそこでも下位層になるでしょう(経験上、進学校の下位層の学力のヤバさを散々目にしてきました)。それは、その子供が全く勉強(練習)してこなかったからです。

 こう言うと、「子供達は学校でちゃんと授業を受けているじゃないか?授業を受けることがスポーツでいうところの練習じゃないか?」と思われるかも知れませんが、ここ、大多数の方が誤解されていますが、授業というのはあくまで「練習のやり方」を教えているだけです(そして教師の教え方が上手いと、子供は練習しやすくなります)。やり方だけ教わっても、練習しないと学力が上がることはあり得ません。そして勉強における練習とは「宿題」です。基本的に、成績が悪いのは練習していない、つまり宿題をしていないからです(ちゃんと宿題をしているのに成績が悪い子供、そういう子供は復習量が足りません)。

 成績の悪い子供の親御さんはたいてい、とりあえず子供を塾に行かせますが、少し考えて欲しい。学校の授業がさっぱりわからない子供や、学校よりも高いレベルのことを学びたい子供は塾に行った方がいいと思います。対して、学校の授業内容は理解しているけど家で宿題していないだけの子供、そういう子供は塾で授業を受けても意味がありません。「やり方」教わった後に「やり方」教わっても全く意味がありません。こういう子供は学校の図書館や自習室などで勉強させるのが一番良いです。スポーツの場合は仲間と一緒に練習をするから頑張れますが、勉強の場合は基本的に家で一人でしなければなりません(勉強がスポーツより大変なところはここです)。そして家は基本的にリラックスする場所なので、本来勉強するには向いていません。

 経験上、宿題をしてこない子供を教える場合、やむを得ず一緒に宿題をしていくことになりますが、これだと宿題を消化するのに時間を使い切ってしまい、復習に時間を割けません。宿題が最初から全然わからない子供、宿題をできるのにしてこない子供、こういう子供は、コスパで考えたら、家庭教師よりも個別指導の方がいいと思います(他の家庭教師の方々のことは全く存じ上げませんが、少なくとも私が教えるには向いていないと思います)。私としては、子供には宿題のうち自力で解けるところだけ解いてきてもらい、授業では子供の分からなかったところ、間違えたところ、解くのがしんどいところだけ集中的にやっていき、類題を解かせて復習をして固めていきたいと思っております。

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